【名門大洋フェリー乗船記】大阪と九州を結ぶフェリーの旅をブログにまとめました

乗船記

名門大洋フェリーの基本情報は?

名門大洋フェリーの基本情報は以下の通りです。

会社:株式会社名門大洋フェリー
本社:大阪府大阪市西区
設立:1984年
航路:大阪南港⇔新門司港

名門大洋フェリーは名門カーフェリーと大洋フェリーが対等合併し設立した会社。

2021年現在、

・フェリーきょうとⅡ
・フェリーふくおかⅡ
・フェリーおおさかⅡ
・フェリーきたきゅうしゅうⅡ

の4隻が就航しています。

フェリーきょうとⅡは2021年12月。
フェリーふくおかⅡは2022年3月に代替船が就航予定です。

今回、乗船したのは往路がフェリーふくおかⅡ。
復路がフェリーおおさかⅡです。

図らずも、新旧のフェリーを体験することができました。

名門大洋フェリーの乗り場はどこ?

大阪は南港。
福岡は新門司港になります。

新門司港=門司港ではないので注意が必要です。
(けっこう離れています)

大阪の南港にもフェリー乗り場が2カ所あります。

名門大洋フェリーに乗船する場合の最寄りは、ニュートラムの「フェリーターミナル駅」。
フェリーターミナル駅からフェリーターミナルまでは歩いて5分~10分。
意外と遠いです。
また、ターミナル周辺は商業施設もなく閑散としています。
必要なものがあれば、あらかじめ買っておくのがおすすめ。

ターミナルのロビーも自販機ぐらいしかありません。

一方で、「さんふらわあ」の乗り場があるのがATC。
最寄り駅は「トレードセンター駅」になります。
小規模ながらショッピングモール的な施設もあり、時間を潰すのに困ることはありません。

どちらも同じ南港ですが、歩いて移動できる距離ではありません。
間違えてしまうと致命的です。

新門司港は、JR小倉駅、JR門司駅から無料のシャトルバスが運行しています。
小倉→門司→新門司港、の間隔はそれぞれ20分ほど。

タクシーを利用した場合、小倉駅から新門司港まで約4,500円。
門司駅から新門司港まで約3,000円程度とのことなので、無料シャトルバスがあるのは助かります。

新門司港周辺にも特に商業施設のようなものはなかったと記憶しています。

ターミナルには一応、フードコード的な施設もあります。
が、到着した時も、出発する時も閉まっていました。
一体、いつ開いてるんだろう?

名門大洋フェリーの船内施設は?フェリーふくおかⅡ編

新旧で大きく異なります。

往路で乗船したのは、フェリーふくおかⅡ。
2002年に就航したフェリーです。

まずは、乗船してすぐのロビー。
古さを感じるほどではありません。

展望ストリート。
有料のマッサージチェアも置いてあります。
窓が大きく、開放感も抜群。
海をながめながらのんびり過ごすとリラックスできそう。

シャワールーム。
トイレのような個室になっています。

周りの人を気にせずにゆっくり使えそうだな

と思いました。

シャワールームの隣には洗面所があります。
洗面所にはドライヤーも常備されているので、ここで髪を乾かすことが可能。

ですが、洗面所は薄暗くて寒々しい印象を受けました。
病院のトイレのような雰囲気です。

利用者が誰もいないことを確認して、大浴場も撮影させていただきました。
めちゃめちゃ広い!
ってほどではありませんが、気持ちよく入れる大きさです。

他の利用者もおらず、ほぼ貸し切り状態で入浴できました。

パウダールームは広くて明るいです。
洗面台やコインロッカーなど、若干の古さは感じるかな。
ただ、1泊するだけ、と思えば全然許容範囲内です。

そして、フェリーと言えばコレ!
ゲームコーナー。

長時間のクルーズだと、良い時間つぶしになりそうです。


もう一つ、フェリーの風物詩とも言える自販機コーナー。
カップ麺の自販機ってどうしてあんなに魅力的なんでしょうね。
すっっっっごく悩みましたが、夕食バイキングに備えて我慢、我慢。

食堂です。
広々としていて、非常に快適に過ごすことができました。
写真は、まだ食堂が開いてないタイミングで撮影しました。

フェリーふくおかⅡの船内設備は、ところどころに若干の古さは感じられます。
しかし、居心地の悪さを感じるようなことは全くありません。

この第1便は利用客が比較的少なめに感じました。
やはり、朝の5時半に到着、というのが大きなネックでしょうか。
なので、設備云々以前に、非常に人口密度が少なく、快適に過ごせました。

客層は、トラック運転手などお仕事と思われる人が大半。
あと、意外なところでは韓国人の団体旅行客が多かったです。

名門大洋フェリーの客室は?フェリーふくおかⅡ編


1等洋室に泊まりましたが、古くて狭かったです。

あと、場所によるかもですが、エンジン音がけっこう響いてました。

客室は船首にあるためか、ベッドがL字に並べられている状態。
まず、このレイアウトに度肝を抜かれました。
クルーズ客船の内側客室でも、こんなヘンテコなレイアウトはなかったです。

洋室とのことですが、ちゃぶ台?のようなテーブルが置かれ、昭和の香り漂う座布団がぺろんと敷かれています。
が、とても室内でくつろごう、という気分にはならないです。
仕事なんてもっての他。
船内の展望ラウンジの方がよほどリラックスできると思います。

一応、室内に洗面台はあるのですが、非常に使いづらい。
鏡もないので、結局、共用の洗面所を利用せざるを得ませんでした。

あと、部屋にトイレがないので、トイレも共用トイレを使う必要があります。

大変失礼ですが、

1等客室でもこんなもんなんだな

というのが正直な感想です。

ただ、室内のどこからでも2歩以内で洗面台まで行ける。
相方に気兼ねなく、トイレを利用できる。
といった点を考えると、そんなに悪くないのかな、とも思います。

アメニティは歯ブラシとフェイスタオル。
コップも用意されています。

浴衣も用意されています。

他の客室はどうなっているのかな?
と、人がいないことを確認して撮影させていただきました。

2等洋室です。
2段ベッドになっているのですが、奥の壁の外側に2階への階段がある設計になっています。

2階の人のはしごの上り下りで目が覚める

といった煩わしさがありません。

続いて、エコノミー2等客室。
フェリーと言えばこの客室のイメージです。

名門大洋フェリーの食事は?フェリーふくおかⅡ編

かなり充実していて美味しかったです。

品数は充実していたのですが、告知ポスターに掲載されていたメニューは少なめ。
残念ながら、目を付けていたサーモンの刺身はありませんでした。

この9つに分かれたトレー、ホテルの朝食ブッフェなどでもぜひ採用して欲しいです。
サーモンの刺身にはありつけませんでしたが、かつおのたたきをゲット。

全体的に揚げ物率が高くなってしまいました。
和洋中、色々そろっていて飽きません。

お代わりしました。
今回は、和食多めでちょっとヘルシー。
少しずつ色んな種類を食べることができるのは良いですね。

デザートは、わらびもちとライチ。
ライチがおいしくて、5~6個食べた記憶があります。

デザートのお代わり。
アンコールライチです。
杏仁豆腐もあります。

ドリンクバーもあって、コーヒーも飲み放題。
ゆっくりまったり過ごせそうです。

まったりしていると、明石海峡大橋を通過。
名門大洋フェリーでは、

・明石海峡大橋
・瀬戸大橋
・来島海峡大橋

の3つの橋の下を通過するとのこと。

でしたが、明石海峡大橋を見た後、お風呂に入って寝てしまいました。

ということで、朝。
日の出を拝むことができました。

第1便限定で夕食バイキングを利用すると、大人300円で朝食がサービスとのこと。

が、けっこう味気ない朝食でした。
パンにパンって……。

個人的には、朝食サービスは利用せずに、コンビニなどでパンやおにぎりなどを購入して食べた方が良いかな、と思いました。

名門大洋フェリーの船内施設は?フェリーおおさかⅡ編

復路は第2便のフェリーおおさかⅡ。
2015年に進水した、まだ新しいフェリーです。
明らかに、往路のフェリーふくおかⅡよりも、乗船客が多く賑わっています。
乗客が多かった分、写真が撮影できなかった場所も多いので、その点はご了承願います。

フェリーに搭乗してすぐに階段があります。
2階まで吹き抜けになっており、開放感のある設計。

やはり、フェリーふくおかⅡに比べると一気に洗練されたイメージ。
13年の歳月は、大きいですね。

展望ラウンジは、やや暗めの照明で落ち着いた雰囲気。
非常に居心地の良い空間です。

フェリーおおさかⅡには他にも、まったりくつろげそうなスポットが随所にありました。

カウンターバー形式の展望ラウンジ。
持ち込んだご飯を食べるには最適ですね。
一人旅でも居心地の良いフェリーだと思います。

売店のお土産も充実しています。
定番のお土産なら、この売店で全部揃いそうです。
私も駆け込みで「めんべい」を購入しました。

キッズスペースも完備。

テレビが見られるリラックスコーナー的な場所もあり、けっこう賑わっていました。
この一区画だけ見たら、病院の待合室みたいです。

シャワールームは決して広くはないものの、快適で使いやすそうでした。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープが揃っています。
シャワールームは折りたたみ扉になっており、せまいシャワールームでも出入りがラクです。

パウダールームも明るくてキレイ。
各洗面台にドライヤーが設置されているのも嬉しい。
フェリーふくおかⅡでは、一つおきにしか設置されていなかったのに。

あと、洗面台はシングルレバーから自動に進化しています。
鏡のデザインもオシャレ。

残念ながら、大浴場と脱衣所は混み混みで写真撮影はできませんでした。
子連れのお客さんが多いので、大浴場は軽くカオスです。

これなら、シャワーの方が気を遣わずにゆっくり洗えたかも

って思いました。

お風呂に関しては、フェリーふくおかⅡの方が、圧倒的に快適でした。

ゲームコーナーも、フェリーふくおかⅡより充実しています。

一方で、自販機コーナーにはそれほど大きな違いはありませんでした。
写真撮影はできませんでしたが、もちろんカップ麺の自販機もありました。

若干、閑散としていたフェリーふくおかⅡと違い、フェリーおおさかⅡは大盛況。
フェミリーや学生といった客層が多く目につきました。
恐らく、USJへ向かう人が多いのではないかと予想されます。

ちなみに、大阪南港からUSJ、地図上ではすぐそばですがアクセスが非常に悪い。
ニュートラム→大阪メトロ→JRと乗り継いで、ぐるっと迂回しなければたどり着きません。

名門大洋フェリーが催行している往復シャトルバス付きツアーを利用するのが大正解です。

名門大洋フェリーの客室は?フェリーおおさかⅡ編

新しくてキレイで、非常に快適でした。
広々~、といった感じではありませんが、コンパクトにまとまっている感じ。
ベッドもちゃんと並列に置かれています。

クルーズ船の内側客室を若干狭くしたイメージです。

壁に備え付けられている簡易ベッドを使えば3人まで宿泊できるとのこと。
3人で使うにはちょっと狭いかもしれません。

洗面所とトイレもちゃんとあります。
往路のフェリーふくおかⅡはトイレがなくて、洗面台は部屋に直接設置されていました。

てっきり、1等客室にはトイレはないものだと思っていたので、これはうれしい。

作業机もあり、やろうと思えば仕事もできます。

室内にはクローゼットもあり、リセッシュまで完備されていました。
すっきりとシンプルな設備で、ビジネスホテルのような印象。

もちろん浴衣もちゃんと用意されています。
浴衣は往路も復路も変わらないです。

救命胴衣もわかりやすい場所に用意されています。
万が一のことがあっても安心。

何よりも、ドドドドドドというエンジン音が響かず、とても静かです。

2等洋室はあまり変わらない印象。
2等エコノミーも写真はありませんが、同じような感じでした。
フェリーおおさかⅡは、船内設備も充実して快適。
寝るギリギリまで共用スペースでくつろいで、寝るだけ、と割り切れば2等客室でも充分です。

1等客室に関しては、

同じ料金なのが納得いかない

ってくらい格差がありました。

名門大洋フェリーの食事は?フェリーおおさかⅡ編

第1便のフェリーふくおかⅡと比べると圧倒的に充実している印象を受けました。

実は復路では船内で食事を食べていません。
というのも、乗船前に食事を済ませてしまっていたから。

でも、

夕食食べなきゃ良かった……

って後悔するくらい、おいしそうな食事がズラリ。

サーモンの刺身もありました。
これ、往路の時に食べたかったやつだ……。

料理の品数も、第1便より圧倒的に多いです。

揚げ物もたくさん。

サラダだってもりもり食べられます。
いや、私は食べられないんですけどね。

今から注文して食べよっかなー

とも考えたのですが、それでも断念した理由は人!
とにかく人が多い。

これは落ち着いて食べられないわ

と思い、あきらめました。

翌朝は残念ながら雨。
ですが、船の揺れは全くと言って良いほど感じませんでした。

朝食も充実のバイキングです。

えっ?パンにパンの配給じゃないの?

って戸惑いました。

和食メニューも充実しています。

味噌汁やおかゆだってあります。
ホテルの朝食バイキングみたい。

フルーツやヨーグルトも用意されています。
実際に食べたわけではありませんが、朝食バイキング、間違いなくおいしいと思います。

何なんだ?この往路と復路の格差は?

乗客数によってメニューが変更するとかなのかな?(これはありそう)
でも、価格に差がないと考えると、ちょっと不公平な気がしなくもないです。

とここまで紹介すると

フェリーふくおかⅡより絶対にフェリーおおさかⅡの方が良い

という印象を受けられるかもしれません。

船内の快適さ、食事の豪華さでは復路で利用した第2便「フェリーおおさかⅡ」の圧勝。
ただし、第2便の欠点をあえてあげるなら「人の多さ」。

とくに子連れファミリーが多く、休日のショッピングモール的なにぎやかさがあります。

一方で、フェリーふくおかⅡは利用客が少なく、船内も鄙びた温泉旅館的な雰囲気。
ゆったりと落ち着いて過ごすことができました。

食事だって、

お、空いてるから、お代わりしに行こう

と、自由度が高かったです。

例えば、フェリーふくおかⅡがフェリーおおさかⅡよりも割安で乗船できる。
といった特典があれば、ぜひとも利用したいところ。

そんなフェリーふくおかⅡも2022年には引退してしまうとのこと。
新造船の搭乗が楽しみです。

名門大洋フェリーではネットはつながる?

船内にはフリーwifiサービスがあります。

公式サイトによると、

「接続回数は1日3回、1回の接続は30分以内」

とのこと、また利用できる場所も決まっています。

フェリーきょうとⅡ・フェリーふくおかⅡ:パブリックスペースのみ
フェリーおおさかⅡ・フェリーきたきゅうしゅうⅡ:パブリックスペース・全客室

ただ、名門大洋フェリーは瀬戸内海を航行します。
出航後数時間や、到着時間付近であれば、普通に地上の電波を受信します。

ムリに船内のwifiサービスを使わなくても、あまり不便はないように思いました。

名門大洋フェリーの料金は?

第1便の利用ならweb限定でエコノミー運賃が片道3,980円~とのこと。

第1便と第2便が同じ料金は不公平だ!

と言ってた、私の思いが通じたかのような価格設定です。

 

私、寝付きの良さには自信があります

という人には、おすすめです。

その他の客室の料金は以下の通りです。

正規運賃(通常期) 正規運賃(繁忙期)
呼称 等級 フェリーきょうとⅡ フェリーおおさかⅡ フェリーきょうとⅡ フェリーおおさかⅡ
フェリーふくおかⅡ フェリーきたきゅうしゅうⅡ フェリーふくおかⅡ フェリーきたきゅうしゅうⅡ
スイート 特別室 18,950 18,950 20,520 20,520
デラックス 特別室 18,950 18,950 20,520 20,520
ファーストA 一等洋室 13,300 14.350
ファースト洋 13,300 14,350
ファーストJ 一等和室 13,300 14,350
ファースト和 13,300 14,350
ファーストB 一等和洋室 13,300 14,350
ファーストS 一等洋室 10,900 11,950
ツーリスト 二等洋室 7,280 7,800 7,700 8,220
エコノミー 二等室 6,380 6,380 6,700 6,700
ルームチャージ 特別室使用料金 5,000 5,000 5,000 5,000

~2021年3月31日までの料金です。

正規運賃(通常期) 正規運賃(繁忙期)
呼称 等級 フェリーきょうとⅡ フェリーおおさかⅡ フェリーきょうとⅡ フェリーおおさかⅡ
フェリーふくおかⅡ フェリーきたきゅうしゅうⅡ フェリーふくおかⅡ フェリーきたきゅうしゅうⅡ
スイート 特別室 19,160 19,160 20,730 20,730
デラックス 特別室 19,160 19,160 20,730 20,730
ファーストA 一等洋室 13,510 14,560
ファースト洋 13,510 14,560
ファーストJ 一等和室 13,510 14,560
ファースト和 13,510 14,560
ファーストB 一等和洋室 13,510 14,560
ファーストS 一等洋室 11,110 12,160
ツーリスト 二等洋室 7,490 8,010 7,910 8,430
エコノミー 二等室 6,590 6,590 6,910 6,910
ルームチャージ 特別室使用料金 5,000 5,000 5,000 5,000

2021年4月1日~2021年6月30日出港便までの料金になります。

様々な割引制度やキャンペーンが実施されているので、ぜひじっさいに公式サイトで確認してみてください。

 

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