- さんふらわあの基本情報は?
- さんふらわあ さつま・きりしまの乗り場はどこ?
- さんふらわあの船内施設は?さつま・きりしま
- さんふらわあの客室は?さつま/きりしま編
- さんふらわあの食事は?さつま/きりしま編
さんふらわあの基本情報は?
さんふらわあの基本情報は以下の通りです。
日本を代表するフェリーとも言える「さんふらわあ」。 1972年建造とのことで、「乗ったことがある!」という人も多いのではないでしょうか。 さんふらわあは商船三井とその関連会社であるフェリーさんふらわあが使用しています。 ちなみにフェリーさんふらわあが運航しているフェリーは以下の6隻。
今回はさつまときりしまにそれぞれ乗船しました。
さんふらわあ さつま・きりしまの乗り場はどこ?
さんふらわあ さつま・きりしま、さんふらわあ あいぼり・こばるとの乗船場所は大阪南港コスモフェリーターミナル。 ATCに隣接しています。
ちなみに、大阪南港はフェリー乗り場が2カ所あって、それぞれ場所が離れているので要注意。 Osaka Metro ニュートラムに「フェリーターミナル駅」という罠駅があり、
お、ここだな
と早合点してしまいますが、完全に間違いです。
フェリーターミナル駅から出港しているのは名門大洋フェリー。 さんふらわあに乗船する場合は、「トレードセンター前駅」下車が正解です。 トレードセンター駅周辺は商業施設も多く、乗船までの時間を潰すのに困ることはありません。
さんふらわあの受付はATC施設内にあり、ATCからフェリーまで無料のシャトルバスが運行しています。
復路は、鹿児島駅から志布志港まで高速シャトルバス「さんふらわあライナー」が運行しています。
さんふらわあライナーの運賃は片道大人1900円、子どもが950円。
2022年3月31日までキャンペーンで無料で乗車できるとのこと。
お得です。
鹿児島駅から志布志港までは約2時間。 トイレ休憩もあるので安心です。 途中、牛を運ぶトラックとすれ違ったり、牧場で牛が草を食んでる風景が広がったりと、
鹿児島と言えばやっぱり黒毛和牛!
と改めて実感できる道程でした。
さんふらわあの船内施設は?さつま・きりしま
今回は往路をさつま、復路はきりしまに乗船しました。 どちらもほぼ同じタイミングで就航した双子船なので、船内施設はほぼ同じです。
さんふらわあ さつま・きりしまは6階にレセプションがあります。
レセプション横には売店があります。 大阪、鹿児島のお土産の他、お菓子や歯ブラシなどの日用品、さんふらわあオリジナルグッズも購入できます。
さらにキッズルーム。 さんふらわあはファミリー層にも人気が高いのか、子連れのお客さんも多かったです。
ゲームコーナもあります。 ただ、船内をうろうろ探索していたら、ゲームをやる時間はあまり無いかな? 丸1日船内で過ごす、といった長時間のクルーズだと良い時間つぶしになりそうです。
展望浴場は、レセプションフロアの1階上の7階にあります。
入り口に混雑状況が提示されているので非常に分かりやすい。
ただし、展望浴場の利用時間は乗船~20:30まで。 乗船した人がどのタイミングで展望浴場を利用し、食堂を利用するのか。 快適なクルーズには心理的な駆け引きが必須です。
ちなみに、スタッフの方に尋ねたところ
乗船直後は展望浴場は混んでますよ
とのこと。
入浴後は海を眺めながらマッサージも受けられます。
6階に戻り、レストラン。 レストランはバイキング形式。 入り口で食券を購入します。 夕食の料金は、
・シルバー(65歳以上):1,650円
・小学生:1,350円
・幼児:720円
朝食が
・シルバー(65歳以上):620円
・小学生:410円
・幼児:310円
ドリンクバーもセットです。 朝食バイキング620円はかなりお得ではないでしょうか。
さらに船内にはランドリーもあります。 船内で洗濯を済ませておけば、荷物は最小限、帰宅後の負担も大幅に軽減できそうです。
さんふらわあはペットと一緒に乗船することもできます。
大阪⇔志布志航路は船内にドッグランも設けられているとのこと。
ペットを飼っている人にはなんとも嬉しいサービスです。
とは言え
アレルギーだからペットが乗船するのはちょっと困る……
という人も中にはいるのではないでしょうか。
さんふらわあのペットゾーンは予約制。 一般の乗客は入れないようになっています。 船内移動の際も、ペットはケージに入れることが規則となっているようです。
船内をワンちゃんがうろうろ歩き回っている。
なんてことはないので、動物が苦手な人も安心です。
さんふらわあの客室は?さつま/きりしま編
今回、宿泊したのはスイート客室。
室内は広々として明るくて、とにかく快適。
部屋の中央にはふかふかのベッド。
このアングルの写真を見て、フェリーだと思う人はほとんどいないのでは?
ホテルの客室と見紛うラグジュアリーな空間です。
さらに、ベッドの奥にあるソファ。
大人が3~4人並んで座れそうなゆったりサイズ。
それもそのはず。
このソファ、ファミリーなど人数が多い時にはベッドに早変わりするソファベッドだそうです。
ベッドにしてみたい! と思う一方で、
どうやってベッドにするんだ? ベッド化したら二度とソファに戻せなさそうだ
という不安があり、結局、下船までソファとして利用しました。
ソファとしても程良い弾力で快適でした。 ベッドとして寝ても、きっと快適だったことと思います。
さらに室内は、浴槽とトイレが完備されています。
床は珪藻土のようなザラザラとした肌触りです。
一般的な床に比べて滑りにくく、水が広がりにくいようです。
毎度毎度、ユニットバスの洗面所を水浸しにしてしまう私にはなんともありがたい設備。 あと、タイルなどの床に比べると足裏にぺったり密着した感じがないのもイイ! 素足で歩いても、サラッとしていて不快感がありません。
ドライヤーも部屋に完備されています。
さらに、コーヒー、紅茶その他もろもろ。
さんふらわあのお土産にぴったりなお菓子も用意されていました。
ミニバーにはミネラルウォーター「樵のわけ前」が2本。
無料でいただけるとのことです。
タオルと部屋着、アメニティはまとめてカゴに入っています。
アメニティは以下の内容がセットでビニールポーチに入っています。
・コンディショナー
・シャワージェル
・くし
・カミソリ
・コットン・綿棒
高級感のあるシャンプー、コンディショナー、シャワージェルです。
オーガニックシャンプーのようで、柑橘系アロマオイルの良い香り。
ただ、太平洋航路ということもあり、若干、船の揺れは気になります。
翌朝、スタッフの方に
昨日はけっこう揺れた方ですか?
と尋ねたところ、
いえ、全然。いつもあんな感じです
とのこと。
揺れや船酔いが気になる場合は、あらかじめ酔い止めを飲んでおくのが良さそうです。
さんふらわあの食事は?さつま/きりしま編
ブッフェ形式&ドリンクバーでかなり充実の内容です。
寄港地の郷土料理など、かなり凝った内容のメニューがありました。
さつま/きりしまでは、焼きちゃんぽんが用意されていました。
名前の通り、ちゃんぽんを炒めた料理。
ちゃんぽん風味の焼きそばといった感じで非常においしい。
焼きちゃんぽんだけ一皿もりもりと食べたいくらい。
ということで、お代わりしました。
副菜的なポジションの料理もちゃんとあります。
サラダも充実していて、茶色になりがちなお皿に彩りを添えてくれます。
さらに、デザートも充実。 一口サイズなので、色んな種類を楽しめるのが嬉しいですね。
もちろん、全種類制覇しました。
衛生面にもしっかり配慮されており、ブッフェの入り口には使い捨てのポリ手袋が用意されています。
開店と同時に訪れて、窓際の席をゲット。
ちなみに丼に入っているのはカレーです。
沈む夕日を眺めつつ、のんびり料理を楽しみます。
インテリアもおしゃれで良い雰囲気です。
つい、長居をしたくなる居心地の良いレストランでした。
ということで、翌朝。 すでに陸地が見えています。
さっそく朝ご飯。 朝ご飯も、夕食と同様ブッフェ形式です。
朝食バイキングってワクワクしますよね。
朝からしっかりサラダも食べて、健康的。
パンの種類も豊富です。
和洋どちらも充実した内容で、食べ応え満点の朝ご飯でした。
ちなみに、朝カレーもあります。
ただし、朝食レストランの営業時間は朝7時から8時までの1時間! のんびりお代わりしている時間はほとんど無いです。
朝食を食べて、下船準備などをしている間に志布志港に到着。
もっと乗っていたかったな-
と思える、非常に満足のクルーズでした。