【クルーズ旅行】憧れの世界一周クルーズは意外と簡単に実現できる?

 

 

【クルーズ旅行】憧れの世界一周クルーズは意外と簡単に実現できる?

クルーズ旅行 世界一周

「世界一周クルーズが老後の夢」

「お金を貯めて、世界一周クルーズに行きたいなぁ」

そんな憧れや夢を抱いている人も多いのではないでしょうか。

そこで、世界一周クルーズについて詳しく紹介します。

 

世界一周クルーズの予算はいくら?

クルーズ旅行 世界一周

飛鳥Ⅱ…3,900,000円~(103日間)

・サン・プリンセス…1,880,000円~(98日間)

MSCマニフィカ…12,999USD~(119日間)

・セブンシーズ・マリナー…60,999USD(117日間)

ピースボート…1,265,000円~(108日間)

1ドル110円で換算すると、MSCマニフィカが

12,999USD×110円=1,429,890円

となり、このラインナップの中ではお手頃価格とも言えます。

総額を見るとギョッとしてしまいますが、安いクルーズなら1泊1万円台から。

・宿泊費

・移動費

・食費

・エンターテインメント

が全て込みでのお値段。

また、陸路で世界中を巡ることを考えると、良心的なお値段とも言えるかもしれません。

 

世界一周クルーズの期間はどれくらい?

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航路にもよりますが、だいたい100日前後です。

3カ月弱なので、現役で働いている人には少し厳しい日程。

60代未満の世代だと

フリーランス

・早期退職者

・フリーター

といった職業の人以外は、難しいかもしれませんね。

実際、10日を超えるクルーズになると、乗客の大半は年配の方ばかり。

長期の休みを取りづらい人には、クルーズの敷居はまだまだ高いのかもしれません。

 

やっぱ、世界一周クルーズなんて無理じゃん

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区間乗船パッケージがおすすめです。

世界一周クルーズの多くは、区間ごとに乗客を募集しています。

例えば、2019年サン・プリンセスの世界一周クルーズでは、

画像:比較表

細かく区間クルーズが設定されています。

「短期間で、世界一周クルーズの興奮を味わいたい」

「世界一周クルーズがどんなものなのか興味がある」

といった人は、区間乗船がおすすめ。

日本着便なら、帰国の飛行機代も節約できます。

 

世界一周クルーズって飽きない?

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「ずっと船の中で飽きないの?」

そんな不安のある人も多いかもしれません。

クルーズ船は単なる移動、宿泊手段だけではなくエンターテインメントも充実しています。

ショーなどの他、船内アクティビティや各種講座を定期的に開催。

・社交ダンス教室

ウクレレ教室

・フラダンス教室

・写真撮影教室

など、初心者でも参加しやすいですよ。

終日クルーズでもヒマを持て余すことはありません。

「興味はあるけど、教室に習いに行くのは敷居が高い」

そんな新しい趣味を開拓するチャンス。

 

世界一周クルーズって一人旅でも寂しくない?

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もちろん、世界一周クルーズの一人旅もOKです。

ただし、一人だと料金が割増になる可能性もあります。

2名で1室を利用するのに比べると、コスパは悪いです。

ただ、

「一人だとつまらない」

「一人だと居心地が悪い」

といったことは、まずありません。

一人でクルーズに乗船している人は、意外と多いものです。

船内で旅仲間を見つけることもできますよ。

 

世界一周クルーズってやっぱり英語がしゃべれなきゃダメ?

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日本発着船、日本船なら英語がしゃべれなくても大丈夫。

飛鳥Ⅱなら、乗客のほとんどが日本人。

日本人クルーも数多く乗船しています。

2019年にJTBが世界一周クルーズをチャーターしたサン・プリンセスは日本発着。

・船内案内

・船内新聞

・レストランのメニュー

・寄港地観光

など、基本的に日本語です。

一方で、海外発着船だと言語は基本的に英語。

日本語の案内はまずありません。

なので、「英語がさっぱり話せない、分からない」となると少ししんどいかも。

海外発着船は日本人クルーや日本人添乗員が乗船している船を選ぶと安心です。

 

世界一周クルーズに犬も同行できる?

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残念ながら、ペットを連れての乗船は認められていません。

長期間クルーズで家を空ける場合は、信頼できる家族や友人にお世話をお願いしましょう。

ペットシッターさんに依頼するのもおすすめです。

定期的に自宅を訪れて、散歩やエサ、水の交換、トイレの掃除などを行ってくれます。

環境の変化に敏感な猫ちゃんは、ペットシッターさんの方がストレスが少ないかもしれません。

ちなみに、唯一ペット同伴で乗船できるクルーズ船がクイーン・メリー2です。

クイーン・メリー2サウサンプトン-ニューヨーク航路のみペットの同伴が可能。

ケンネルと呼ばれるペット預かり所が設けられています。

介助犬盲導犬聴導犬など補助犬の同伴は、ほとんどの船会社で認められています。

 

世界一周クルーズって荷物をどれくらい持って行けばいいの?

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1週間分程度の荷物で充分だと思います。

衣類はクリーニングやランドリーを利用すればOK。

世界一周クルーズでは様々な地域を訪れます。

暑さ、寒さに対応した衣類は必需品。

シャンプーや化粧品、生理用品は多めに用意しておくと安心。

また、常備薬も新品を用意しておいた方が良いと思います。

日本発着便なら、かさばる荷物は事前に宅配便で送ってしまうのも一つの方法。

「必要なものがあったら現地で買えばいいや」

ぐらいの気持ちで大丈夫だと思いますよ。

 

世界一周クルーズ中の洗濯はどうすればいいの?

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有料でランドリーが使用できます。

フォーマルドレスならクリーニングサービスに預けることも可能。

もちろん、客室のバスルームで手洗いでもOK。

クルーズ船内なら客室内に干しても2日ほどで完璧に乾きます。

バルコニー客室なら、バルコニーに干すこともできますよ。

 

世界一周クルーズ、船酔いは大丈夫?

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気候や海流によって船が大きく揺れる可能性もあります。

酔い止めは常備しておきましょう。

とはいえ、通常の航海で、船酔いするほど船が揺れることはほとんどありません。

最初に乗船した時に、足元がふわふわとした不安定さを感じる場合があります。

しかし、2日ほどで体が慣れてしまうのでほとんど心配ないですよ。

体が船に慣れるまでは

・食事を食べ過ぎない

・脂っこい食事を控える

・充分な睡眠をとる

などの対策も船酔い予防に効果的です。

「気分が悪い」

と感じたら、ムリせずに休むことも大事。

 

世界一周クルーズ、おすすめの部屋は?

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個人の価値観によってそれぞれだと思います。

・部屋でのんびり過ごしたい

・バルコニーから風景を楽しみたい

というのであれば、バルコニー客室がおすすめ。

・一人旅

・旅費を安く抑えたい

というのであれば、内側客室でも全然OKです。

実際にクルーズ船に何度か乗船しましたが、日中、部屋で過ごすことはほとんどなかったです。

「酔い止め薬が効いて、部屋で寝ていた」

ぐらい。

なので、「良い部屋はかえってもったいない」という気もします。

ただ、内側客室は電気を消すと真っ暗なので、その点が大きなデメリットでしょうか。

 

世界一周クルーズ、最高級の船だと予算はいくら?

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最高級と呼ばれるラグジュアリークラスだと、世界一周クルーズは1泊30,000円~。

お値段はあくまでもクルーズのみの最低価格。

クルーズ代金の他、

・チップ

・港湾税

・往復旅費(海外発着船)

が発生します。

あと、実際に乗船された方によると

「フォーマルの服も安物はダメ、バレちゃうから」

とのこと。

準備からお金がかかるのがラグジュアリー船の特徴ですね。

オーシャニア・イグニシアはラグジュアリー船ですが、正装不要。

ディナーは基本的に二人席、というカジュアルなラグジュアリー船です。

 

世界一周クルーズに格安で行くには?

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ピースボートがおすすめです。

ピースボートは他のクルーズ船と比較しても、破格の価格。

町で「世界一周の旅」のピースボートのポスターを見かけたことはありませんか?

ピースボートはポスターを貼った枚数に応じて割引があります。

3枚で1,000円の割引なので、3,795枚貼れば、ほぼ無料で乗船できます。

ピースボートは1983年に当時早稲田大学の学生だった辻元清美議員らによって創設。

憲法9条の理念を世界の人々に知ってもらう」

というコンセプトを掲げたクルーズ客船。

船内では「9条ダンス」のレクチャーなど独特なイベントも。

ピースボートの理念に賛同できる人は、乗船するのもアリだと思います。

 

世界一周クルーズ、乗客の年齢層は?

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飛鳥Ⅱの平均年齢は73歳。

50歳以下は乗客のわずか1%とのこと。

クルーズ船は乗客の趣向に合わせた

・イベント

・講座

を開催する傾向があります。

年配の乗客の多い飛鳥Ⅱだと、50代以下の人は物足りなさを感じるかも。

実際、飛鳥Ⅱに乗船した30代、40代の方は

「落ち着き過ぎていてつまらない」

と感じる人も少なくないようです。

50代以下なら、プレミアムクラスのプリンセスクルーズなどがおすすめ。

適度に華やいだカジュアルな雰囲気が味わえますよ。